家庭教師としてあり得ない提案【エピソード3】
エピソード2のつづき
生まれて初めての家庭教師。
中学3年生の不良ぽい男子。
中学卒業後も行ける高校がなく浪人する可能性が高いと
学級担任からも言われてる。
最悪のパターン。
彼の趣味はハードロック。
特にKISSというバンドが大好きで
部屋には下の写真のポスターが数枚貼られていた。
このブログの画像のような
世の中をバカにしたような世の中に挑発するような
長いベロ丸出しのボーカル写真!
「この子は俺とは全く合わない!』
多分この子は世の中に反発してるんだろうな?
私は高校3年間と浪人の1年間を
強迫神経症で苦しんで来ました。
2浪目の1年間でドン底からV字回復して来た経験がある。
中卒で浪人なんてかわいそすぎる!
【いや、何とかなる。
自分が変わったように勉強が
出来るようになる方法が必ずある。
そして、私には、彼を出来るようにする責任がある。】
と考えました。
教えていて、すぐに、この子は
勉強が出来ないのではなく、
毎日の学習習慣が出来ていない事に気付きました。
⭐️当時のバイト料は週一回の
二時間教えて月に四回で一万円でした。
彼に学習習慣をつけて貰う
ためにはどうすればいいか?
⭐️答えは一つ
【毎日行って寄り添う事!】
そこで私は親御さんに
【普通ではありえない提案】
をしました。
⭐️日曜日以外は毎日来ます。
バイト料は1万円でいいです。
週一で月一万のバイトを
週六で月一万のバイトにしてしまいました。
ほぼ奉仕です。
つづきは後日
(杉之原眞貴/編集イエモト)